「研究者」ってどんな人??1回目

昨年、旧九大校舎(旧箱崎キャンパス)の、ある研究室で放火が発生。
その容疑者は46歳の元九大生、焼死していたそうです。自殺と見られています。

この方は、修士課程を修了、博士課程は修了せず退学したものの、大学で非常勤職につき常勤講師を目指し九大の研究室への出入りは行なっていたとのこと。

しかし、非常勤職の雇い止めなどにより困窮化。九大移転も重なり、苦しい状態の中でこのような行為に及んだと報道されています。

 

この方はドイツ語が堪能で、論文を書く能力すらあったと言われています。

学歴的に「頭の良い」「勉強ができる」「努力をしてきた」方が困窮するなんて、文系低学歴の僕としては『不思議なことだ』と思ったのが正直なところです。

 

「研究職は厳しい現実を見ることになる」

 

どこかで聞いたことがあった話ではありましたが、このような事件を回顧してみると" 研究者とは何なのか?"と思ったので、前置きが長くなりましたが、記していきます。

研究者の注意喚起
 

研究者とは?

研究者=学者:何らかの学問の研究や教授を専門職とする人、およびその職業人の総称
(Weblio辞書より引用)

 

身近な方で言うと、大学の教授がこれに当たるようです。

この方たちの仕事は、もちろん大学教授だと教えることも当てはまりますが、
最も大事なことは“より豊かな生活を送る為に必要な技術および知識を発見すること”のように思います。

例えば、病気を治す為の薬。

例えば、建物が崩れない為の強度。

例えば、車がより早く走る為の部品。

これらは、もちろん経験則に基づくものが存在すると言うことは前提に置きますが、研究により発見されている事象と言えます。

研究は人間の生活に費用に密接な関係を持っています。そして研究者の方が生み出す知識、技術によって僕たちの生活は豊かになっていると言えるでしょう。

 

研究者のイメージ

「研究」と聞くとどうしても

顕微鏡を持つ理系研究者

素人が思うthe研究

こういうのを思い浮かべませんか?

映画のバイ◯ハザードでもこういう方をお見かけしましたが、勝手ながらこれは特殊な環境だと思っています。

理系の極み、人生をかけて一つの発見を求めて…と言うイメージです。

 

研究者が活躍する場

イメージは間違っていたようで、研究者の活躍の場は意外にも身近にあるようです。

大学教授

大学教授は研究者職です。
特に文系研究者が「研究職で生きていく」となれば目指す上で一番多い職だと思います。ただ非常に狭き門なようです。

修士課程中に余程の研究成果を上げてないと、修了後に一発当てるのは難しいそうです。冒頭で触れた九大で起こった事件が起こった理由がここにあるのだと思います。

一般企業における研究

一般企業でも研究が役に立っています。前に触れたように、薬などを始め、乗り物や食品分野です。

いわゆる、"メーカー"と言われる企業。ここには基本、研究者と、開発者がいます。

医療機器メーカーの方に聞いてみると、
極論、0→1が研究者、1→100が開発者の分野と言えるとのことです。

「研究」と言う硬い印象のあった言葉ですが、このように見てみると
《自分の好きなこと(趣味・興味)とマッチして研究できるんだったらワクワクじゃねーか!!》と胸が高鳴りましたが、ここで悲報が。

理系の人が対象だと。

 

うっすら感じてましたけどね!!!

 

そもそも文系低学歴の僕には関係なかった話でした。


一旦締め

調べれば調べるほど、深い職業で、
そして何より面白いのが、やっぱりその蓄積された知識と閃き!

今回は2つの「研究者」としてのキャリアを紹介しましたが、
「研究者」以外のキャリアでも開発者やプログラマーなどの隣接する他分野でも遺憾無くその実力を発揮できる場所があるようです!

 

それをまた書きます。

 

おわり。